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クロモリ フレームのmacchi(マッキ)ブルース

オーダー クロモリフレーム ビルダーのブログ

カーボン修理、クロモリ修理

macchi cyclesでは色々なフレームの修理のご依頼があります。

定期的にこのような事柄をご紹介していきます。

修理と言っても、あまり費用がかからないモノから、かなりの費用を要するモノまでさまざま。
しかし、お客様の思い出や、愛着のあるフレームだったりすると、費用がかさんでも直して欲しい依頼もあります。

本来ならば、そのメーカーがしっかり修理までするのが、そのメーカーを選んでくれたお客様へのサービスの一環かと思いますが、ほとんどのメーカーが修理を行わない。
言わば、使い捨てフレーム状態です。
売っておしまいの商売を見てると少し悲しくなります。新品同様を売る方が儲かるのはわかりますが、ユーザーさんも少し色々な視点からモノをみて欲しいとも思います。

macchi cyclesでは他メーカーでも修理はいたします。
もちろんメンテナンスもいたします。
お気軽にご相談ください。


前置きが長くなりました、、、、
今回はカーボンフレームのボトルダボがもげた件。



ボトルダボの打ち換えなら、簡単なのですが、カーボンごともげてます、、、。
直し方も悩みます。

今回は裏側にカーボンを張り付け補強して、穴開け直し→ボトルダボを打ち直しで完成です。


次は、クロモリフレームのエンド幅の変更と芯だし作業。




次は、クワハラBMXのクロモリフレームのダウンチューブ交換です。
大きく亀裂が入り、使えません、、、。



ダウンチューブのみ差し替え。



補強材などあり作業は難しいところもありましたが完成です。


また修理事例は色々出していきます。

クロモリフレーム修理、メンテナンスなどでお困りの方は、マッキサイクルズまでお気軽にご相談ください。





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パイプ重量 比べてみる

自転車を選ぶ上で、多くの方が気にするであろう"重さ"。

フレームを製作する者として、パイプの重さなどは良く量ったりします。

ユーザーさんは、フレーム総重量は良く目にする事はあってもパイプ単体でみることは少ないかと思います。

今回はクロモリ(カイセイ019)、ステンレス(レイノルズ953)、カーボン(グラファイトデザイン)パイプを量ります。


まずはクロモリ、カイセイ019。
こちら軽さと剛性のバランスの取れた、スタンダードなパイプ。



次にステンレス、レイノルズ953。
こちら、macchiで取り扱う金属パイプでは、1番剛性の高いパイプ。肉薄で軽量。


最後はカーボン、グラファイトデザイン。



結果
クロモリ 285g
ステンレス 185g
カーボン 128g
(カーボンはほんの少し径が小さい)

クロモリ、ステンレスでも肉厚が違うモデルは沢山あるので、参考程度に、、、。

ここからサイズに合わせてカットして使いますので、バテッドパイプと、プレーンのカーボンでは重量差が縮まります。

今回はこんな感じ。

色々な事を細かく見ていくと更に楽しいですね。ジオメトリーなども見てみると面白いですよ。
大手ブランドのヘッドアングル(角度)がサイズごとに違うのに、フォークのオフセットが全て同じとか笑。
それでハンドリングなどトレール値など、
むちゃくちゃです、、、。

メーカーがどのように、コストを掛けずに作ろうとしているかわかります。
うちもコストは掛けたくないですが、掛かるモノにはしっかりと掛けていきます。

それの積み重ねで、良いものは出来ていくんだと思います。
大量生産、大量消費ではないので、ゆっくりじっくりやっていきます。

またクロモリフレームや、修理などでお困りな事ありましたら、マッキサイクルズまでお気軽にお問い合わせください。

macchi cycles HP




ビルダー仕事

ブログや他のSNSであまりフレームビルダーの仕事を書いてないような気がして、今更ながら少しずつ書いていこうかと思います。

フレームビルダーによって考え方も違うし、それによって作り方や出来上がりも違います。

わたくしmacchiの場合ですと、学校で学んだ後に、他のビルダーのところでお仕事してましたので、色々な作り方や考え方を、自分なりに良いところをチョイスして、製作しております。
クロモリだけではなく、ステンレスやカーボンハイブリッドなどもやっております。
これは、とりあえずやってみて、良くなければ止める、良かったらやるというスタンス。やってもないのに何も言えないですよね、、、。


そしてオーダーフレームの良いところというと、お客様のサイズに合わせて作る事。
ポジションをチェックして採寸するのも、とても難しい事です。
使うパーツによって、フレームの寸法も変更します。
ハンドリングや、乗り味も決めていきます。
今回は現在製作中のフレームを例に、、、。



モデルはmacchi R9という熱処理パイプなどを使用して、軽くて剛性もあるフレームモデル。
お客様とお話では、距離も月に1500kmぐらい走ると言うことで、少し体重もある。
ダウンチューブは薄くし過ぎず、タンゲのプレステージオーバーサイズ。(0.8-0.5-0.8)
踏み味もしっかりと、シートチューブにこちらもプレステージ(0.9-0.6)。

そして、チェーンステーで迷いました。
熱処理パイプの肉厚0.7mmを使うか、耐久性を取るために通常クロモリ0.8mmを使うか、、、。(0.8mmの熱処理がありませんので。)
で、選択したのが0.8mmの通常クロモリです。しかし踏み味剛性を出したかったので、Φ22.2の外径パイプではなく、Φ24のエアロ(横潰し)のチェーンステー。
これで踏んだ時の剛性感は出ます。

あとはシートステー。こちらも熱処理ではなく、クロモリ0.7mmです。
理由は最新のアルテグラR8000を使用するということで、あまり薄いパイプですと、
振動が起こります。ですので、少しテーパーを細めにとり振動吸収も考慮しながら耐久性も持たせたいといったところです。

こういった手法でパイプをミックスさせて、色々な乗り味や剛性、耐久性などの調整をしていきます。
あと、ジオメトリーの設計段階でも乗りを調整してます、、、。
さらっと書いておりますが、ここでは図面とにらめっこしながら、かなり悩みながら時間を費やしております。
0.1mmのパイプの差で乗り味が変わるのでめちゃくちゃ悩みます。

macchi cyclesではラグのカットもお客様の体重や乗り方によって少し変化させてます。これだけで少しずつ乗り味も変わってくるからです。



ビルダーというお仕事は、フレームメーカーと違い、ご注文を受けた時から
お客様の事を考えて、悩み少しでも良くなるようにと考える仕事です。
フレームメーカーは作り売りと、オーダーフレームの注文のお客様への熱量は全然違うと思ってます。
ビルダーはただの溶接工ではありません、、、。
お客様にぴったりのテーラーメイドのフレームを作る者です。

カーボンフレームが主流ですが、
「世界に1台の自分だけのクロモリフレーム」がもっともっと浸透して欲しいと思います。
金額という意味ではなく、こんなにモノとしての価値あるものはないと思いますよ。

皆さん価値のある、カッコいいモノにのりましょう!

ワイヤー台座取り付け

今回のご依頼はカーボンフレームにワイヤー台座を取り付けです。

ご依頼のカーボンフレームは電動専用フレームで、ワイヤー台座がありません、、、。
そこに台座の取り付けと、ワイヤーが通る穴あけと補強の加工です。



肉厚が薄いので、丁寧に作業を進めていきます。

BB下から1度フレーム内に入らないと、フロントディレイラーまでアクセス出来ません。
ワイヤーリードを止めるボルト穴と穴。
カーボンが割れないように、補強も入れておきます。



また、カーボンフレームの修理、加工だけでなく、クロモリフレームの加工、修理も承っております。

メンテナンス、オーバーホールもやっておりますので、お気軽にご相談ください。

修理、修理、、、。

毎回、ショップさんでは手に負えない修理が入ってきます。

まずはカーボンフレーム。
カーボンフレームのワイヤー受けの金具を留めているボルトが取れないという修理依頼。
フレームに固定されていたナットが、腐食して空回りしてました。
ボルトは削り落として取り外し。

IMG_20210505_220536_259.jpg


これでは取り付け出来ません。
しかし、このフレームではリベットも打てませんし、内側に手を入れるのも困難でした、、、。
普通のナットでは小さすぎるので、自作で鉄板を切り出し、そこにネジを切ってナットに。
フレーム内側に自作のナットを固定して完成。
固定は専用の接着剤で。

今回の件、お客様(ショップさん)がメーカーに修理依頼したら、出来ないとの事。
メーカーは売りっぱなしで修理はしない?
このボルトが取れないだけで、買い替え?
もう少ししっかりと対応して欲しいと思います。
皆さんもモノを選ぶ時は、アフターも含めた事も考えた方が良いかと思います。


次はクロモリフォークの修理です。
落車で曲がったクロモリフォーク。

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結構頑丈なフォークですが、曲がってます。
こちらを修正して芯を出していきます。

前後左右と合わせながら、完成です。
これで真っ直ぐ走ってくれます。

IMG_20210505_221528_252.jpg

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クロモリですと、フォークもそうですが、
フレームも修正出来ます。
落車などで自転車が倒れた時に、へこみなどが出来てもなおります。

このへんがクロモリフレームの良さの1つです。
しかし、こちらも大手メーカーさんは直してくれません、、、。
これが自社のフレームで、国内メーカーであっても、直してくれません。
クロモリの良さの1つをやろうとしてません。

こういった場合、macchiのような個人ビルダーが直すのがほとんど。
修理というのは難しい。
自転車のパーツなど交換して済む、メンテナンスとは違います。
別にメンテナンスが簡単と言っているのではなく、うちは両方やってますので、修理の方が難しいと思ってます。

色々難しい修理も受けれるように努力しております。
フレーム、フォークの修理にお困りの方は、1度ご相談ください。

またmacchiフレームも承っております。
クロモリ、ステンレス、カーボンハイブリッドフレームなどを製作いたします。

リムブレーキ(アーチ、Vブレーキ、カンチ)やディスクブレーキ、その他の色々な規格も対応させて頂きます。
こちらもご相談ください。

macchi cycles HP
連絡等はこちら

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