修理、芯だしなど、、。
今回も修理などの作業です。
ビバロ(VIVALO)のクロモリオーダーフレームのダウンチューブ割れで、ダウンチューブを交換です。

まず、フレームに付いているパーツを外します。

固着してこの工具では舐めてしますので、外せません。で、こちら、、。

これで力を掛けれますので、あとはパワーで外します。

火をかけて、ロウを溶かして抜きます。
ダウンチューブをサイズにカットして、新しいクロモリパイプをさして、
ロウ付けします。

この通りです。

直りました、、。
あとは芯だしをして完成です。
クロモリはこのように、修理ができます。
パイプが割れたりしたらこのように交換出来ますし、ヘコミなども直せます。
エンドが曲がったり、割れたりしても交換出来ますし、色々な修理ができます。
この際に、ボトルダボを追加したり、キャリアダボを付けたり、取り除いく事も可能です。
自分なりのアレンジをすると、楽しいですね!
次は再塗装(リペイント)と芯だしの依頼です。

それと、エンド幅が126mmから130mmへの変更です。
マルイシの昔のフレームですが、まだまだ乗れます。
こういうのがクロモリは良いですよね。
規格がかわっても、変更できますし、ディスクになっても台座を付ければ使えます。
話が反れました、、。
エンドの平行を修正して、、、。

ホイールが真っ直ぐになるように調整します。

バッチリ出ました。
次はフロントフォークです。

センターがズレてます、、。

オフセットもズレてます。

フロントエンドの平行も出ていません、、。

1つずつ修正していきます。

ホイールが真っ直ぐに嵌まれば完成です。
あとは塗装に出して出来上がり。
こういう風に、フレームは乗っているとぶつけたり、落車したり、倒したりすると、芯がズレます。
クロモリフレームなら、こういった事でも修正すれば、元どうりに戻ります。
(最初からズレてるフレームもありますが、、。)
オーバーホールの時にチェックするのも良いかと思います。
自転車ショップでは出来ない作業ですので、ショップにオーバーホールを出した際に、こちらまで送って頂ければ、チェック致します。
古いフレームでも、まだまだ使えるのがクロモリの良さです。
これが本当のエコかもしれません、、。
自分のライフスタイルに合った自転車選び、クロモリという素材も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?
またマッキサイクルズ(macchi cycles)ではクロモリフレーム、ステンレスフレームなどでお困りな事ありましたら、ご相談に乗ります。
macchi cyclesのHPより、お問い合わせからご連絡下さい!
ショップ様からの依頼もお待ちしております!タップ(ネジ切り)や、フェイスカット、リーマーなどの切削も、特殊な加工も承ります。
ビバロ(VIVALO)のクロモリオーダーフレームのダウンチューブ割れで、ダウンチューブを交換です。

まず、フレームに付いているパーツを外します。

固着してこの工具では舐めてしますので、外せません。で、こちら、、。

これで力を掛けれますので、あとはパワーで外します。

火をかけて、ロウを溶かして抜きます。
ダウンチューブをサイズにカットして、新しいクロモリパイプをさして、
ロウ付けします。

この通りです。

直りました、、。
あとは芯だしをして完成です。
クロモリはこのように、修理ができます。
パイプが割れたりしたらこのように交換出来ますし、ヘコミなども直せます。
エンドが曲がったり、割れたりしても交換出来ますし、色々な修理ができます。
この際に、ボトルダボを追加したり、キャリアダボを付けたり、取り除いく事も可能です。
自分なりのアレンジをすると、楽しいですね!
次は再塗装(リペイント)と芯だしの依頼です。

それと、エンド幅が126mmから130mmへの変更です。
マルイシの昔のフレームですが、まだまだ乗れます。
こういうのがクロモリは良いですよね。
規格がかわっても、変更できますし、ディスクになっても台座を付ければ使えます。
話が反れました、、。
エンドの平行を修正して、、、。

ホイールが真っ直ぐになるように調整します。

バッチリ出ました。
次はフロントフォークです。

センターがズレてます、、。

オフセットもズレてます。

フロントエンドの平行も出ていません、、。

1つずつ修正していきます。

ホイールが真っ直ぐに嵌まれば完成です。
あとは塗装に出して出来上がり。
こういう風に、フレームは乗っているとぶつけたり、落車したり、倒したりすると、芯がズレます。
クロモリフレームなら、こういった事でも修正すれば、元どうりに戻ります。
(最初からズレてるフレームもありますが、、。)
オーバーホールの時にチェックするのも良いかと思います。
自転車ショップでは出来ない作業ですので、ショップにオーバーホールを出した際に、こちらまで送って頂ければ、チェック致します。
古いフレームでも、まだまだ使えるのがクロモリの良さです。
これが本当のエコかもしれません、、。
自分のライフスタイルに合った自転車選び、クロモリという素材も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?
またマッキサイクルズ(macchi cycles)ではクロモリフレーム、ステンレスフレームなどでお困りな事ありましたら、ご相談に乗ります。
macchi cyclesのHPより、お問い合わせからご連絡下さい!
ショップ様からの依頼もお待ちしております!タップ(ネジ切り)や、フェイスカット、リーマーなどの切削も、特殊な加工も承ります。
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製作あれこれ、、。

クロモリフレームの製作。
製作方法は色々ありますが、macchi cyclesでは溶接はほぼロウ付けで溶接します。
写真のように、ガスで母材を熱して真鍮か銀ロウを流し込みます。
真鍮ロウだと850℃まで熱します。
銀ロウですとだいたい、600℃ほどで低温で溶接できます。
どこにどういう素材のロウを使うかは、
オーダーによって様々です。
強度にいるところには、真鍮ロウを使い、
薄いパイプや、熱をあまりかけたくない所は銀ロウを使います。
これで壊れやすさや、強度が変わるので、それをコントロールしながら1台のフレームに仕上げます。

こちらはラグと呼ばれる、継ぎ手部分。
クロモリフレームによく使われているのを見たことがあるのではないでしょうか?
写真の右側が元のラグで、左側が削って形を整えたモノです。
全然違うのがわかりますでしょうか?
右側はぼてっと不細工に見えます、、。
左側は形を整えてスッキリした、モノに削っています。
メーカー車などではこういった削り込みはしないのが大半です。
こういった細部を整えると、フレーム全体が引き締まって見えます。
しかし、ブランドロゴやコンポばかりに目が行くと、こういう所まで見れてない方が多いです、、。
ラグにはパイプとパイプを繋ぐ役割があります。なぜこんな形をしているかと言うと、乗車したときの応力を分散かつ保持出来るような形状なのです。
装飾と思ってる方もおられますが、凄く理にかなったモノです。
マッキサイクルズでは、オーダー主様に合わせて、ラグの形状を少し変えています。
ラグの先端にも、うちならではの一工夫をしています。
あと、競輪ビルダーさんで多いですが、ラグを薄く作るという事を注文でない限りあまりしません、、。
理由はバンクのように路面に変化がない所ではいいですが、ロードバイクで公道を走ると割れる事もあるからです。
といっても簡単には割れませんが、あまり不用意に薄く削る事はしません。

こちらはパイプをカットして、パイプとパイプを合わせた写真です。

こちらはシートチューブとシートステーの部分です。
トップチューブにはカーボンを使用したモデルです。

こちらはステンレスフレームで、銀ロウのラグレス、フィレットです。
フィレットとはラグみたいな継ぎ手をつかわず(ラグレス)、溶接します。
そして、滑らかなカーブに仕上げているのがフィレットというモノです。

こちらはクロモリフレームのフィレットです。
こちらもラグとは違い、シンプルな感じがでて美しいフレームになります。
このように色々な方法でお客様に合う、たった1つのフレームを完成させていくのです。
またクロモリパイプ(カイセイ、コロンバス、レイノルズ、タンゲ)や、ステンレスパイプ、カーボンパイプの種類についても書いていきます。
また、クロモリフレームなどについてご不明な点ございましたら、マッキサイクルズまでお問い合わせください。